見ただけで、3週間残る:言語化できない視覚記憶の潜在的な長期持続を実証 数秒眺めただけの無意味な図形が、3週間後の認知判断に影響を与えていた。岡山大学・日本赤十字広島看護大学らの研究が示した、記憶の受動性と潜在性。
顔から火が出るほど恥ずかしいあの記憶は、なぜ何度も蘇るのか 恥ずかしい記憶が消えないのは、脳の気まぐれではない。恥とは自己の誕生とともに生まれ、他者の視線を必要とする感情だ。反芻によって塗り重ねられ、完結できないまま、その記憶は残り続ける。
思い出を「選んで残す」脳の仕組み アストロサイトが記憶の安定化スイッチに 理化学研究所と九州大学の研究グループが、強い感情を伴う体験や繰り返された体験が記憶に残りやすい理由を、脳内のアストロサイトという細胞の働きから明らかにした。
「ポリアンナ効果」が記憶を歪める 人の脳はネガティブな情報よりもポジティブな情報を優先的に処理する。この認知バイアスが記憶の形成を歪め、時に問題解決を妨げる。心理学が明らかにした「よかった探し」の光と影。
記憶の実体は「構造」だった:金沢大、記憶を司るタンパク質のナノ動態を解明、40年の謎に決着 記憶を司るタンパク質の構造を金沢大学の研究グループが解明。12個のサブユニットが特定の並び方をすることで記憶が刻まれる仕組みが、40年越しに明らかになった。