「守護者」は信頼に値したか。Wikipediaがarchive.todayを締め出した理由 Wikipediaが約69万5,000件のリンクの削除を決定した。archive.todayをめぐる新たな展開は、かつて「草の根の記憶の貯蔵庫」と評した前提を問い直す。
1万年保つガラスの記憶媒体。Microsoft「Project Silica」が目指す不変の記録 マイクロソフト リサーチが開発する、ガラス製アーカイブストレージの実現を目指す「Project Silica」が、科学誌Natureに論文を発表した。加速劣化試験による推定で1万年以上のデータ保存寿命を実証したこの技術は、記録媒体の歴史における新たな転換点を示している。
政治家の言葉は誰のもので、どこに残すのか 高市早苗首相の公式サイトからコラムが消えた。2000年から書き続けた約1000本の言葉の地層が、突然「File not found」に変わる。公人の言葉は、誰が残すのか。
日本では「正」の字。外国では?世界の画線法と「5」の謎 「正」の字、縦線、四角形。数を刻んで残す行為は文化ごとに異なる形をとりながら、なぜか「5」という同じ区切りに収斂する。記録の原初形態に宿る、手と脳の制約。
「誰が投票したか」は記録される。インターネット投票が迫る「秘密の放棄」 19世紀、秘密投票は「記録を残さない」設計で民主主義を守った。しかしデジタル時代、再投票を可能にするには記録が必要になる。インターネット投票の困難が浮き彫りにする、記録技術と自由の緊張関係。
記憶媒体の変遷史:洞窟壁画から半導体まで、忘却に抗う3万年の軌跡 人類は忘却に抗うために、記録技術を磨いてきた。石、紙、磁気、光学、半導体。記憶媒体の進化は、人類が過去をどう扱い、未来をどう構想するかを映し出す。