顔から火が出るほど恥ずかしいあの記憶は、なぜ何度も蘇るのか 恥ずかしい記憶が消えないのは、脳の気まぐれではない。恥とは自己の誕生とともに生まれ、他者の視線を必要とする感情だ。反芻によって塗り重ねられ、完結できないまま、その記憶は残り続ける。
思い出を「選んで残す」脳の仕組み アストロサイトが記憶の安定化スイッチに 理化学研究所と九州大学の研究グループが、強い感情を伴う体験や繰り返された体験が記憶に残りやすい理由を、脳内のアストロサイトという細胞の働きから明らかにした。
「ポリアンナ効果」が記憶を歪める 人の脳はネガティブな情報よりもポジティブな情報を優先的に処理する。この認知バイアスが記憶の形成を歪め、時に問題解決を妨げる。心理学が明らかにした「よかった探し」の光と影。
記憶の実体は「構造」だった:金沢大、記憶を司るタンパク質のナノ動態を解明、40年の謎に決着 記憶を司るタンパク質の構造を金沢大学の研究グループが解明。12個のサブユニットが特定の並び方をすることで記憶が刻まれる仕組みが、40年越しに明らかになった。
「舌が肥える」を東北大が科学的に実証:味を思い出す訓練で甘味の微妙な違いを識別 東北大学の研究グループが、味を思い出す訓練により味覚が鋭敏になることを実証した。3日間の訓練で、微妙な甘味の違いを識別できるようになるという。
記憶のスイッチは「渋み」にある:芝浦工大が解明したフラバノールの脳内メカニズム チョコレートや赤ワインの「渋み」が記憶力を高める──。芝浦工業大学の研究は、成分の摂取だけでなく、口内で感じる感覚刺激そのものが脳を活性化させる可能性を示した。